徹底解説!家づくりの11ステップ~工務店にアポをとるまでにしなければならないこと

徹底解説!家づくりの11ステップ~工務店にアポをとるまでにしなければならないこと

家づくりには、多くのステップがあり、その順番が重要になります。
適切なステップを正しい順に踏んでいくことが、家づくりに成功するための条件なのです。
順番を間違えたり、大事なステップを飛ばしてしまったりすると、のちのち後悔する原因になります。
今回は、この「家づくりのステップ」をひとつひとつ説明していきましょう。

家ができるまでのステップは11に分かれます

よく、お客様からこんな質問をいただきます。
「家を建てるのって、どのくらいの期間が必要なのですか?」

ご結婚を機に新居を構えたい。
お子さんの学区の関係で、小学校就学までに建てたい。
今住んでいるアパートの賃貸契約が切れまでに建てたい。

そのように、家を建てたいタイミングが決まっているお客様は珍しくありません。
明確なタイミングや期限が決まっていなかったとしても、完成はいつでもいいという人はいません。家を建てると決めた時点で、それがどのくらいかかるかという期間の目安は、最初につかんでおきたいことのひとつです。いつまでに何をしなければならないかを決められないからです。
家が建つまでの期間は、どんな条件の土地に家を建てるのか、どの工務店に頼むか、といった条件によって異なります。
家づくりに成功している人は、「家を建てよう」と思ってから家ができるまでに、どれぐらい時間をかけたでしょうか。

家の工事が始まる前にしなければらないこととして、資金計画を考えたり、家の間取りを決めたり、外壁、キッチン、お風呂などの仕様を決めたりする打ち合わせには、最低でも2か月程度を要します。
家を建てる工務店を決定するのにも1か月はかかるでしょう。
そこから家を建てはじめて、建築工事の期間は大体4~6か月ぐらい。
工事の前に提出する建築確認申請は準備に2週間、申請に2~3週間かかります。
これらを足していくと、全体では、8~10か月ほどかかることになります。

実際には、契約までの期間や工事期間は、工務店によって異なります。どこに頼むかをある程度絞れたら、次に紹介する家づくりのステップにしたがって、その工務店ではどういうスケジュールで家づくりを進めているか、どの時期にどんなことを決めるのかといったことを確認してみましょう。
仕様や間取りを詰めていないのに、営業マンの押しに負けて契約してしまったり、
建築を頼む会社の得意な分野も知らずに、単に知り合いのつてというだけで頼んでしまい、変な家になってしまったり、
という悲劇は、家づくりの必要なステップを飛ばしたり、順番を間違えたことで起こります。

では、家づくりにはどんなステップがあり、どういう順番で踏んでいけばいいのでしょうか。

家づくりの11ステップ

 

  1. 家を建てる目的をはっきりさせる
  2. 情報収集
  3. 工務店にアポをとる
  4. 資金の相談、会社の風土や誠意などの確認
  5. 仕様や間取りの相談
  6. 見積もり
  7. 融資の事前審査、工事の細かな点の詰め
  8. 契約
  9. 融資の申し込み
  10. 1~2カ月後に着工
  11. 完成後、施主の確認や役所による完了検査など経て引き渡し

ステップ1.家を建てる目的をはっきりさせる

ここをご覧になっている方の中には、きっと今、「千葉県で注文住宅を建てよう!」という気持ちが盛り上がっていることと思います。
でも、ちょっと待ってください。
家を建てようと思っているその「理由」は、何でしょうか。
お子さんが生まれてくるので、今の家では手狭になるからですか?
それとも、お子さんが小学校にあがるので、それに合わせて勉強部屋をつくってあげたいからですか?
あるいは、あなた自身の老後のための備えでしょうか?
今住んでいるアパートの家賃がもったいないと思いはじめたからでしょうか?

家を建てようと思う理由や事情は人それぞれ、様々だと思います。
でも、家を建てようと思う方は、きっと100パーセント、家族の幸せを願っているのではないでしょうか。
家を建てようと思うワクワクや期待に水を差すわけでは決してありませんが、あえて言わせていただきます。

「家を建てても、必ず幸せになれるとはかぎりません!」
「家族が幸せになる」という目的から考えると、それを目的を果たすための手段は、家づくりだけにはとどまりません。おいしい食事を楽しむことも、家族旅行に出かけることも、ファミリー向けの車を買ってドライブを楽しむことも、かわいいペットを育てることも、家族が幸せになれる方法にはいろいろあります。
その中で、家づくりは、家族の幸せを手に入れるための手段のひとつでしかありません。

家を建てるということは、生涯で最も高い買い物をすることを意味します。
ほとんどの方は何十年にもわたって住宅ローンを毎月支払っていくことになります。外食も、家族旅行も、マイカーも、高級なペットも、あきらめなくてはならないかもしれません。
そうしたことをちゃんと踏まえたうえで、それでもやはり家を建てたいと思う理由、家を建てる目的をはっきりともちましょう。そして、その目的を最後までもちつづけてください。
これがあなたの家づくりを成功させるためのいちばん大切なファーストステップなのです。
家を建てることであなたが手に入れたいものは、何でしょうか?

ステップ2.情報収集

家を建てる目的がはっきりしたら、次に、情報収集を行っていきます。

住宅展示場に行ってモデルハウスを眺めたり、めぼしい住宅関連の折り込みチラシをとっておいたり、皆さんもいろんな情報をされていることと思います。
情報を収集することによって、いろいろなことがわかってきます。
地元地域であるこの千葉での住宅の相場もなんとなくわかってくるでしょう。
自分がどんな家を理想としているかということも、次第にわかってきます。
ですが、このステップで収集しておきたい情報は、「どんな工務店があるのか、そしてその会社ではいくらで家を建ててくれるのか」ということです。
この情報を手に入れるためには、住宅展示場に行ったりチラシを集めたりする以外に、工務店のホームページを読み込んだり、近所や知り合いの口コミ情報を集めることが必要になります。
ハウスメーカーと工務店のどちらがいいのか」といった問題に頭を悩ませることもあるでしょう。そんなときは「家を建ててもらうべきなのは大手ハウスメーカーか、それとも中小の工務店か?」という記事も参考にしてください。

口コミ情報では、注意してほしいことがあります。
それは、その工務店と利害関係のある人からの口コミです。利害が一致する関係ならその工務店をほめ、ライバル関係なら批判的なものになるでしょう。信頼性が疑われる口コミだと思ったら、他の人から話を聞いたり、インターネットで検索してみるなど、角度を変えて複数の情報源から口コミを集めれば、情報の確度が上がることになります。
また、場合によっては、身内や知り合い、紹介などがある工務店なども候補になるかもしれません。その場合は「親戚や知人のつてで工務店を決めてしまう前に~いい家を建ててくれる工務店の基本条件」という記事を参考にしてくださいね。

工務店のホームページのチェックの仕方

各社のホームページも見てみることとと思います。
過去にどんな住宅を建てたのか、どんな仕様の家が得意なのか、いくらくらいかかりそうか、どんな特徴のある会社なのか。
いろいろな情報がたくさん掲載されていますが、ここでちょっと、直接役立ちそうな見方をご紹介しましょう。
中小工務店の場合、会社のスタッフ紹介があるかどうかをみてください。
どんな資格をもっている人が作業をしているのかとか、趣味なんかが書いてあったりすると、人柄などもちらっとうかがえますよね。
また、その会社の社長さんの顔写真が載っているかどうか。これが掲載されているのといないのとでは、安心感が違うと思います。
数名規模の工務店なのにホームページにスタッフ紹介がない場合、人の入れ替わりが激しい会社かもしれないという、ちょっとうがった見方もできるわけです。
ホームページの情報がまめに更新されているかどうかということも、大事なポイントです。
載せられている施工事例が4年も5年も前のものだったら「最近はあまり建てていないのかな?」と思ってしまいますし、住宅見学会や構造見学会などのイベント情報が更新されていなければ「あんまり見にきてほしくないってこと?」と思ってしまいます。
本業が忙しくてなかなか更新できない会社もあるでしょうから、一概に「ダメ」とはいえませんが、会社のホームページはお客様が見る前提で立ち上げているものですから、更新をさぼっているのはやはりマイナスポイントと言われても仕方ないですよね。

資料請求する

よさそうな工務店を見つけたら、直接電話で資料を請求したり、ホームページの資料請求フォームから送付を依頼してもいいでしょう。
ただし、資料を請求すると、それを皮切りに営業の電話をかけてきたり、直接家に訪問してくる工務店もたくさんあります。まだ工務店を絞り込めていないわけですから、あまり気持ちのいい思いではないでしょう。何社にも資料請求すると、頻繁に電話や訪問を受けることになりますから、対応が面倒になってしまい、本命の会社を見逃してしまうかもしれません。
をれを避けるためには、資料を請求するときに、「今は情報収集期間なので、電話や訪問はやめてほしい」ということをきっちり伝えることです。
そう伝えたにもかかわらず、しつこく電話や訪問をしてくる工務店は、約束が守れない会社ですから、候補から外してしまってもいいかもしれません。

3.工務店にアポをとる

情報収集の結果、「ここだ!」と思った工務店が5~6社あったとします。
この5~6社全部を候補として残して、アプローチを続けるべきでしょうか。それとも、もっと絞り込むべきでしょうか。
なるべく多くの会社を比較検討したほうが、いい会社を見つけられると思われるかもしれませんが、じつは、そこからさらに2社くらいまで絞り込むのが、正解です。
工務店と契約するまでには、かなり何度も工務店との打ち合わせを重ねていく必要があります。その会社が本当に信用できるかを見きわめ(ステップ3.資金の相談、会社の風土や誠意などの確認)、資金や間取りについて何度も相談をして細部まで詰めて(ステップ4.仕様や間取りの相談)、ようやく見積もりを出してもらうステップ5に移れるのです。この複数のステップを5社や6社並行させて話を煮つめていくのは、相当な労力がかかります。
また、その値段は適正なのか?千葉・茨城の家の価格判断で注意したいポイントでも述べたように、工務店の見積書は各社で書式が統一されていませんので、いわゆる合い見積もりもあまり意味がありません。
かりに、合い見積もりを元に「A社のほうが50万円安いんだけど、B社さん、C社さん、もっと安くなりませんか?」と交渉して、B社、C社が何百万円も値段を下げてきたら、不安になってしまうのではないでしょうか。
「そんないい加減に値段をつけているの?」「何百万円も安くなるということは、一体どこで手を抜くんだろう」ということになるのです。
合い見積もりをとることに労力をかけるよりも、もっと会社数を絞り込んで話を進めていくべきだと思います。
現実的に考えるなら2社までが、並行して話を進めるにしても限界でしょう。理想をいえば、1社に絞って話を進めるのがいいでしょう。もしその1社で不満を感じるようなことがあれば、その時点で別の会社にアプローチする方が、全体としてはムダがはありません。
最終候補となる工務店の絞り込み方については、「千葉で注文住宅を建ててもらう工務店の候補の絞りこみ方」という記事を参考にしてください。

徹底解説!家づくりの11ステップ~工務店にアポをとるまでにしなければならないこと まとめ

この記事では、工務店にアポをとるところまでにしなければならないステップをご紹介しました。
簡単なように書いてしまいましたが、工務店を絞り込むには、いろいろなことを考えなければなりません。
良い工務店の見きわめ方、注意点などについては別の記事でも細かく解説していきますが、「いい工務店の見抜き方(チェックリスト付き)」もぜひ参考にしてください。