千葉で注文住宅を建ててもらう工務店の候補の絞りこみ方

千葉で注文住宅を建ててもらう工務店の候補の絞りこみ方

千葉で注文住宅を建てようと思われた子育て世代のあなたは、住宅展示場を訪れたり、インターネットで情報を集めたりして、めぼしい工務店をいくつか見つけているかもしれません。
でも、問題はここからです。
そうして見つけた複数の会社の中から、どうやって1~2社ほどの最終候補を絞り込めばいいのでしょうか?
決め手は何でしょうか?

「安さ」だけでは、工務店の善し悪しはわからない

最終的に注文住宅を依頼しても大丈夫な工務店の最終候補を絞り込む条件として、価格の安さというポイントを重視する方は多いと思います。
でも、「住宅業界のわかりにくい「常識」~千葉・茨城の家の価格判断で注意したいポイント」にも書いたように、価格を比較しようとして、合い見積もりをとっても、その見積もりにどこまでが含まれているのか、工務店によって異なるため、単純に比較はできません。
項目が共通であったとしても、一方の見積額が他方の見積額より安かったとしても、それがその工務店の企業努力で本当に安くできているのか、それとも、家を建てる材料の品質を下げたり、目に見えない部分で手抜きしたりして安くしているのか、一般の方がそれを見きわめることは難しいでしょう。
こうした理由で、価格以外の基準でも絞り込んでいくことが、必要になるのです。

「当たり前のこと」ができているかをみる

ひとつの基準は、その工務店が建てた過去の物件を見せてもらって比較するとか、その工務店の建築現場を見学させてもらうということです。
でも、1~2社から最終的な1社を絞り込むならそのくらいの手間をかけることも必要ですが、1~2社に絞り込むために、4社も5社も物件を見て回ったり建築現場に行ったりするのは、結構大変でしょう。
そこでお勧めしたいのが、最初の絞り込み条件として、「その会社の誠実さをみる」ということです。
「誠実さ」なんて漠然とした基準だと感じられるかもしれません。
でも、どんなところを見ればいいのか、簡単な基準です。
たとえば、問い合わせの電話をしたとき、電話口での相手の対応は丁寧なものでしたか?
その工務店を訪問してみたとき、その場にいた社員はきちんとあいさつしてくれましたか?
事務所の中は汚かったり、雑然としたものではありませんでしたか?
応対した営業マンの人柄はよさそうでしたか?
電話の受け答えやあいさつなんて、できて当たり前のことですよね。
でも、そういった当たり前のことすらできない会社も、実際あるんです。
職人さんが多少無愛想だった、というくらいならそこまで神経質になる必要もありませんが、当たり前のことができない会社は、候補から外しても問題ないと思います。

工務店にとっては「取引終了」、でもお施主様にとっては?

千葉で注文住宅を建てる方にとって、それを任せる工務店との関係は、家ができたら終わりになるわけではありません。
これから長く住まっていくことになる家は、必ず修理などのメンテナンスが必要になります。
また、長い時間の中には、ライフスタイルの変化などによってちょっとしたリフォームが必要になることもあるはずです。
工務店は、この先何年も建てた家にかかわっていく大切なパートナーになるのです。
これをお金のやりとりという面からだけ見てしまうと、注文住宅が完成して、それをお施主様に引き渡す時点で、工事代金の全額を支払ってしまいますので、工務店との関係はそこで終了ということになってしまいます。
その後の修理・メンテナンスは、そのたびに工賃をやりとりするだけの関係ということになります。
お施主様の立場になってみます。
その注文住宅を建てるのにかかったお金は、引き渡しで払ってしまえばもう終わりということにはなりません。
ほとんどの方が住宅ローンを組むわけですから、むしろ、家の引き渡しはスタート地点ともいえるわけです。
工務店にとっての注文住宅と、お施主様にとっての注文住宅には、そのようにギャップがあるわけです。

ムリなローンを勧める工務店は、お施主様の人生を考えていない

ものすごくドライに考えれば、工務店の仕事はきちんと家を建てることですから、お施主様がそのためのお金を住宅ローンで返済するのに苦労されても、工務店にとっては関係がない、と考えるような会社もあると思います。
そんな工務店では、銀行から借りられる限度額いっぱいの住宅ローンを組むようにお施主様に勧めて、自社の利益だけを上げようとするでしょう。
実際にそんな工務店は、たくさんあります。
無理な住宅ローンを組んでしまったことが原因で、せっかく建てた大切な家を手放さざるをえなくなったたり、生活がうまくいかなくなって、場合によっては家庭が崩壊してしまうようなことも、決して珍しくないのです。
そんなリスクがあるにもかかわらず、無謀なローンを組むように勧めてくるような工務店は、たとえ他の基準に照らして問題がなかったとしても、大切な家づくりを任せる候補からは、外すべきです。
そう考えれば、候補としてふさわしい、信用できる工務店は、間取りや見積の安さのことばかりアピールするのではなく、お施主様のライフプランを大事に考え、ムリなく払える資金計画についての話を最初にするような工務店だと言えます。
住宅ローンの種類と選び方」でも説明しているように、ライフプランの設計はとても大切です。
ですから、資金計画の相談に積極的に乗ってくれる工務店であることが、工務店選びの大切なポイントなのです。

現場を公開、それだけで信頼度アップ

皆さんは、新聞の折り込みチラシや、駅前で配っているビラなどで、「構造見学会」などの建築現場を公開している工務店が多いことに気づかれていることと思います。
うっかりそうした見学会を訪れると、営業マンがしつこくしてくるような場合もありますが、誰でも気軽に現場を見学できるようにしていること自体は、誠実な施工をしているという自信の現れなのでしょう。
もし、どの工務店を選ぶべきかと迷ったとき、実際に家を建てている建築現場を公開している会社と、それは見せられませんと非公開にしている会社があったら、もちろん、前者の工務店のほうが、安心して工事を任せられると考えていいと思います。
一般に非公開にしているばかりか、何度か打ち合わせして「建築中の現場を見せてくれませんか」と頼んでも、「いや、見せない決まりになっています」というような工務店も、実際には多いんです。
「現場が遠いですから」
「大工さんが、作業しているところを見られるのを嫌がるんですよね」
「セキュリティの問題がありますから」
いろいろな断りの理由をあげる工務店があるでしょう。
中には、その建築現場のお施主様が、「関係のない他人を自分の家に入れるのはいやだ」と断っているような真っ当な理由もあるかもしれません。
ですが、多くの場合、現場を見せられないのは、「その工務店にとって都合が悪いことがあるから」なのです。

  • 現場をきちんと管理できていないので自信がない
  • 現場が汚くて見せられない
  • 同行する営業担当が知識不足で説明できない

もちろん、断りの理由として、「現場が汚いから……」などと正直に言う工務店はないでしょう。
「施主さんに断られた」「セキュリティの問題」以外の理由で現場を見せられないと断るような工務店は、契約を避けたほうが無難だと思います。