こんにちは。センターホーム 藤井です。
今日は少し長くなりますが、V2Hのある暮らしについてお話させていただきます。
先日、昨年10月にお引渡ししました千葉県香取郡東庄町 新築OBのA様邸宅へ訪問しました。
お引渡し後に、外構工事を行い石貼りの門と石材や植栽を照らすライトや、
カッコいい宅配ボックスなどを設置されていて素敵なお庭に生まれ変わっていました‼
また、内装もカッコいい家具や植栽を飾り
素敵に暮らされて、こちらとしても うれしい限りですね。
そして、新築時、「V2Hシステム」も設置されていたので、
その後のお話をお聞きしましたら、
『通常の電気自動車のコンセントよりも充電が早く、
太陽光の電力・電気自動車2台で、家全体の電気がまかなえて
菅谷社長がご提案した『V2Hシステム』にして大変良かった』とお話を頂きました。
近年、日本が抱えているエネルギー問題や、自然災害による被害が年々大きくなっている事を踏まえ、
停電対策として役に立つことを耳にしたことがあるのではないでしょうか?
2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会に向けての取り組みの一つとして、
世界的にも注目されているV2H。
V2Hとは、
ビークルトゥホーム(Vehicle to Home)といって、
EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)に
バッテリーとして搭載されている電池があり、
そこに蓄えられている電力を流用し自宅の家庭で使用することができるシステムの事です。
今回A様の新築した建物で
EV(電気自動車)・太陽光発電システム(PV)・系統(電力会社からの電気)の
3つの電気を同時制御できるようにV2Hを採用。
↑写真はV2Hです。
エネルギーの自給自足の生活をサポート!
太陽光発電(PV)でつくった電気を、電気自動車(EV)にためることができます。
【昼間にためる場合】
昼間にEVにためて、夜間に使用することで電気をできるだけ買わない生活を実現します。
【夜間にためる場合】
電気代の安い夜間(深夜電力 割引プランの場合)に電気をEVにためて、
昼間に使うことで電気代を節約します。(通常プランだと昼でも夜でも値段はかわりません)
夏エアコン時期など、電気のひっ迫期に買電を抑制することで、エネルギーのピークシフトにも貢献できるんです。
そして、何といっても停電が起きても安心という事!
停電しても電気自動車(EV)にためた電気が、生活をバックアップします。
太陽が照っていれば、停電中でもPVからEVへの再充電が可能なので、停電の場合でも安心です。
↑太陽光ソーラーパネル設置
V2Hを設置したらどう使うのか?
まずは、太陽光パネルで太陽光発電をして、家庭用電力として使うのはもちろん、
発電で余った電力はV2Hから電気自動車へ蓄電し使って、それでも余った電力会社へ売電したり。
そして、日中、陽が出ている時間は太陽光発電でまかなって、
夕方からは電気自動車の蓄電した駆動用バッテリーから電気を取り出して自宅に送る。
『電気自動車を蓄電池として使う!』という使い方。
↑V2Hを通して、太陽光発電したのをV2H(ニチコン製)をとおして、電気自動車日産リーフへ蓄電中
↑今回は、ミニキャブ・ミーブは、通常の電気自動車用コンセントで充電されていました
私も菅谷よりV2Hのお話を聞いていましたが、実際にA様がご使用しているのを見させていただき使用してみてどうだったか?
も詳しくお話しを聞けてすごくわかりやすく、凄く画期的なものだと感動しました。
A様のお宅は、通常、蓄電池として2台の電気自動車を運用しています。
1台はミニキャブ・ミーブ電気自動車駆動用バッテリー容量は10.5kwの容量。もう1台は、日産リーフ電気自動車こちらは40kwの容量があります。
家庭で使用する電気量は、大体10kw前後なので、十分の容量ですよね!!
天候の悪いが続き、太陽光からの電力発電ができない時は、2台とも蓄電池として大活躍するそうです。
そして、災害が起き、停電したとしても、電気自動車に蓄電した電気で当分まかなえるので安心です。
A様宅では、ミニキャブ・ミーブは普段の移動手段のクルマとして使い、
日産リーフは、ほぼ蓄電池として使用しているそうです。
しかも日産リーフは、充電したら300kw走るそう!
どんどん車も進化していってますよね。
電気自動車から家庭の電力へ、太陽光電力から電気自動車へ双方で電気が送り合えるシステム「V2H」のご紹介でした。
建物や電気自動車の初期費用は、かかりますが、
まず家庭の電力は、太陽光と電気自動車でまかなえますし電気自動車なので、
ガソリン代もかからないのを踏まえると魅力的な機械だと思いました。
ご興味ある方は、ぜひ菅谷までご相談くださいませ‼