こんにちは!工事担当 荒井でございます。
ブログ投稿3回目です!
今回は気密測定とC値についての2回目、「気密測定の方法」を紹介します。
気密測定とC値
~第二回 気密測定の方法~
前回、C値がいったい何なのか、そのC値が気密測定により調べられることを説明いたしました。
では、この気密測定、家を建てているどの段階でおこなっているのでしょう?
(急にクイズ!)
正解は・・・ 2であります!(ドラックすると見える…?)
気密測定をおこなうときの現場状況は↑↑↑のような様子。
気密測定は家の気密性、つまりは外に接する壁や屋根、基礎に隙間がどのくらい存在するかを数値にするものです。
室内の壁・天井下地となる石膏ボードをはる前の段階で、外に接する壁・天井(屋根)の室内側は断熱材によって囲われています。
断熱材は言わずもがな外からの暑さ・寒さを通さない為のものであり、この断熱材を隙間なく充填・取付することで家の気密性を確保します。
断熱材はいくつか種類があるので、今後のブログ投稿で取り上げたいと思います。
また、測定段階で窓はついており、換気や配管のための開口部(穴)はテープなどで塞ぐので、これらはC値には影響しません。しっかり塞げていればの話ですが(1敗)。
本題、当社がおこなっている気密測定の流れは以下の通り!
①”気密測定マシーン”を窓の近くに置く。筒を伸ばして外に出す。
②筒を出した窓をビニールやプラ板等でふさぎ、筒以外の部分から空気が出入りしないようにする。他の窓も閉まっていることを確認する。
③”気密測定マシーン”が筒から室内の空気を外へ吐き出す。室内の空気の圧力が減るので、わずかな隙間から室内に外の空気が入る。
④C値がわかる!
簡単に言うと、空気の圧力差を利用して隙間(C値)を測定しているのです。
次回、最終回!
気密測定とC値 ~第三回「先日おこなった気密測定奮闘記」~ について書きます!