こんにちは!工事担当 荒井でございます。ブログ投稿4回目です!
今回は気密測定とC値についての3回目、「先日おこなった気密測定奮闘記」の紹介です。
気密測定とC値
~第三回 先日おこなった気密測定奮闘記~
↑現場発泡ウレタンフォームの吹付作業の様子。あんまり近づくとモコモコが引っ付きます。
先日、T様邸にて気密測定をおこないました。断熱材は天井・壁ともに現場発泡ウレタン吹付で、施工担当としての感覚だと気密をとりやすい工法じゃないかと思っています。(どの工法でも抜かりなければ気密は確保できます…)
しかしながらあくまでも断熱材は断熱を目的としており、”気密性を絶対ぜったいゼッタイ確保するゾ!”という心意気ではおこなっていないため、施工後はどうしても隙間?っぽいところが散見されます。※施工業者さんはしっかり基準通りの作業をしております。
実は見てくれが隙間でも、隙間の奥にはしっかり充填されてるということもあります。ウソ隙間とでも命名します。工事担当としてはなるべく良いC値を得るためウソ隙間であろうがホント隙間であろうが、埋めます。どうやって? \\\コブシデ!!!✊///
ウソです…。用意するものは2つ
①メタルガン
②インサルパック
聞き慣れないアイテムでございます。これはサッシと柱の隙間にウレタン(以下、モコモコ)を充填させるときにも使用する、ハンディなモコモコ吹付器なのです。
それが⇩コチラ⇩
①メタルガン
銃、ぽいですね。
※↑特別な許可を受けておこなっております。
②インサルパック
ABC商会の商標でありますが、この手ではかなりのシェアを占めてると思うので呼称にしました。ユニックと同じような感じです。
画像右は付属のノズルで缶から直接吹けるタイプですが、扱うのに練度が必要です。僕の練度では中身を使い切らずにノズル内が硬化したり、モコモコが手に付きます。不器用です。
画像左2つが①メタルガンに取り付けて使用するガンタイプです。メタルガンのトリガーやツマミで出力を調整できるので、暴発はしづらいです。
上記のアイテムを使い、気密測定前の隙間埋めに立ち向かいます。
★隙間発見のポイント★
1.柱沿い
2.筋交いなどが壁に被っているところ
3.柱・梁の金物
↑間柱沿いに隙間のようなものが…。吹付の業者さんも気を付けながら吹いているので、ほとんどがウソ隙間と思われます。
↑小屋組みの筋交い(雲筋交い)がここに埋まっていますが、筋交いの裏側に通じてそうな隙間が…。
↑柱・梁を接合する金物は木を切り込んだ部分に挿入されているので、ここが吹かれていないと外部に通じてしまう可能性があります。
これを気密測定前におこなわなければ、気密測定中に隙間を探しながら埋めるという作業を強いられます。このような隙間は天井側がほとんどなので、小屋梁をつたって作業します。当日にコレは避けたいです。(1回経験済み)
そして今回得られたC値は…
0.29!
当社ホームページで表示している基準(1.0~0.3)からさらに数値を抑えることができました!(ギリギリ)
過去投稿で紹介した通り理想は0(ゼロ)ですから、今後も限りなく小さくできるような施工を心がけていきます。
以上、気密測定とC値について、全三回の投稿でした!
お家づくりに関する「知って得した気になれる絶妙なブログシリーズ」を目指して、投稿を続けていきます★★★
・・・ちなみにブログページに対してのコメント投稿機能がなさそう(メタい)なので、見てくださった皆様のご感想やご質問が見られないのは悲しいところであります。
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